
- 空港の管制塔で、レーダールームで、さらには航空路を見守る航空交通管制部などで、無線やレーダーなどで航空機を誘導する「航空管制官」は、航空業界ではパイロットとともに極めて専門性の高い職種でもある。
では、どうすれば航空管制官になれるのだろう?
羽田や成田、関西、中部、福岡などの民間空港では国土交通省航空局の「国土交通技官」、つまり国家公務員が航空管制業務を実施している。このため、まずは国家公務員専門職試験(大卒程度)の「航空管制官採用試験」を受験して合格しなければならない。
本書では採用試験の内容や受験対策、合格後の訓練、現場配属後の仕事内容、航空管制官に求められる資質など航空管制官になるためのノウハウ、航空管制の仕組みとなり方を詳細に紹介する。
空の安全を守ることで社会に貢献できる航空管制官を目指している人には必読の一冊。