
- 私たちの日常生活において、道路や鉄道が開通して便利に感じたり、川が増水したけれど溢れずにホッとしたすることがあるだろう。
それらは当たり前すぎて何も感じないことが多いが、すべて「土木」の賜物なのだ。
青函トンネル、瀬戸大橋、黒部ダム――。現代日本の発展の礎は、巨大なインフラ建設によって成し遂げられてきた。
しかしいま現在もなお、日本史に刻まれるような画期的な土木事業は各所で行われている。
本書では、厳しい自然を相手に繰り広げられた世界に誇るべき「ニッポンの技術力」を如何なく発揮した事業のうち、
1990年代や2000年代に行われたものについて、当時の写真を豊富に掲載しその経緯を振り返る。また、現在もなお行われている事業については取材を敢行。
「歴史が作られている瞬間」を余すところなくご紹介する。偉大なプロジェクトは「地上の星」だけではない!
土木をゆく|イカロス出版