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プロフェッショナル・パイロット

プロフェッショナル・パイロット

杉江弘

出版社:
イカロス出版
判型:
四六判
ページ数:
238ページ
発売日:
2010/07/30 

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ボーイング747機長を経て、現在エンブラエル170機長のキャプテン杉江が語る最新刊 JALグループ一筋、2万飛行時間の経験が明かすエアライン・フライトの極意 ------------------------------------------------- 快適性や定時性をどのように確保するかということは定量的にマニュアルに書かれているわけでもなく、まさに一人ひとりの機長の裁量に任されているものである。(中略)ゆえに一人前の機長になってからでも単に業務の反復だけでなく、目標を高く持って理想とするフライトを定年まで探究し続けることこそがプロフェッショナル・パイロットの条件と言えるものである。(「第二章 安全性の追求 快適性、定時性もプロの条件」より) 著者略歴 杉江 弘(すぎえ ひろし) 1946年愛知県豊橋市生まれ。1969年慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、日本航空入社。DC-8、B747の乗務経験を経て、現在ジェイ・エアにおいてエンブラエル170の機長として乗務し、教官業務もおこなっている。総飛行時間2万300時間。2002年機長1万時間無事故表彰。主席運航乗務員、安全推進部調査役を兼務。首相フライトや政府要請による特別便の乗務経験も多い。日本エッセイストクラブ会員。写真家としても今日まで50年間、内外の蒸気機関車を始め、鉄道駅等の撮影を続けている。航空関係の主な著書に『機長の告白―生還へのマニュアル』『機長の「失敗学」』『高度一万メートルからの地球絶景』(以上、講談社)『機長が語るヒューマン・エラーの真実』(ソフトバンク新書)がある。

プロフェッショナル・パイロット|イカロス出版|杉江弘


巻頭カラー/高度一万メートルからの絶景~Captain Sugie's Eye
はじめに
第一章 エアラインの今日
航空機は飛ばす
 ◎航空機が出発するまで
 ◎航空機の歴史と仕組み
 ◎パイロットとは
 ◎コックピットという場所
 ◎自動操縦装置の役割
ジェット旅客機の変遷
 ◎画期的なDC8の登場
 ◎DC8を操縦して
 ◎ハワイからの直行を実現したファンエンジン
 ◎すべての要求を満足させたジャンボジェット
 ◎二度と登場しない超音速機
 ◎現代ハイテク機の共通点
第二章 安全性の追求
航空機は安全か 
 ◎航空事故の恐ろしさ
 ◎犯罪から航空機を守れ
 ◎多発する機内での迷惑行為
航空事故の種類 
 ◎対地衝突
 ◎操縦不能
 ◎空中衝突
 ◎機内火災
事故原因最大のヒューマン・エラーの実態
 ◎「ゴー」「ノー・ゴー」の判断が難しい理由
 ◎今すぐ元の空港に戻りたい
 ◎空間識失調
 ◎低酸素症の恐威
 ◎誰にでも起こる思いこみ
 ◎コミュニケーションの失敗  
ヒューマン・エラーを克服せよ
 ◎悪魔のささやき
 ◎管制官の役割
 ◎コックピットの人間関係
 ◎理想のパイロット
 ◎航空機メーカーに求めるもの
 ◎自動操縦システムの問題点
 ◎設計思想の相違
 ◎コックピットデザインの重要性
より安全な航空機の登場を求めて 
 ◎アドテク機とはどのような航空機か
 ◎過去に起きた大事故が残した教訓
 ◎最新鋭のアドテク機をエンブラエル機で検証する
 ◎E170には過去の事故の教訓が生かされている
 ◎ミス・ブラジルの優しい声
 ◎究極の安全な航空機を目指せ
 ◎安全運航のための自動化にはコストをかけよ
プロフェッショナル・パイロットの育成~プロのランディングテクニック
 ◎パイロットの技量の差
 ◎低視程下の着陸操作
 ◎横風着陸のテクニック
 ◎理想的な横風着陸のテクニックとは
 ◎ウィンドシアーに遭遇したときの操縦法
 ◎ハドソン川で見たプロ魂  
コラム「バードストライクとは」
 ◎過去の失敗に学ぶ
 ◎航空会社の役割
 ◎安全文化の確立に向けて
 ◎一〇〇パーセントの安全性
 ◎快適性、定時性もプロの条件
第三章 地球サイズの仕事
パイロットの生活
 ◎自動化するコックピットでパイロットがやっていること
 ◎マニュアルの管理
 ◎一生続く試験と訓練
 ◎時差との付き合い方
 ◎食生活の管理
パイロットの醍醐味
 ◎高度一万メートルからの絶景
 ◎地球を守るために
 ◎異文化の理解者
未来のパイロットたちへ 
 ◎パイロットは誰でもなれる
 ◎最も難しい試験科目
あとがき