巻頭カラー/高度一万メートルからの絶景~Captain Sugie's Eye
はじめに
第一章 エアラインの今日
航空機は飛ばす
◎航空機が出発するまで
◎航空機の歴史と仕組み
◎パイロットとは
◎コックピットという場所
◎自動操縦装置の役割
ジェット旅客機の変遷
◎画期的なDC8の登場
◎DC8を操縦して
◎ハワイからの直行を実現したファンエンジン
◎すべての要求を満足させたジャンボジェット
◎二度と登場しない超音速機
◎現代ハイテク機の共通点
第二章 安全性の追求
航空機は安全か
◎航空事故の恐ろしさ
◎犯罪から航空機を守れ
◎多発する機内での迷惑行為
航空事故の種類
◎対地衝突
◎操縦不能
◎空中衝突
◎機内火災
事故原因最大のヒューマン・エラーの実態
◎「ゴー」「ノー・ゴー」の判断が難しい理由
◎今すぐ元の空港に戻りたい
◎空間識失調
◎低酸素症の恐威
◎誰にでも起こる思いこみ
◎コミュニケーションの失敗
ヒューマン・エラーを克服せよ
◎悪魔のささやき
◎管制官の役割
◎コックピットの人間関係
◎理想のパイロット
◎航空機メーカーに求めるもの
◎自動操縦システムの問題点
◎設計思想の相違
◎コックピットデザインの重要性
より安全な航空機の登場を求めて
◎アドテク機とはどのような航空機か
◎過去に起きた大事故が残した教訓
◎最新鋭のアドテク機をエンブラエル機で検証する
◎E170には過去の事故の教訓が生かされている
◎ミス・ブラジルの優しい声
◎究極の安全な航空機を目指せ
◎安全運航のための自動化にはコストをかけよ
プロフェッショナル・パイロットの育成~プロのランディングテクニック
◎パイロットの技量の差
◎低視程下の着陸操作
◎横風着陸のテクニック
◎理想的な横風着陸のテクニックとは
◎ウィンドシアーに遭遇したときの操縦法
◎ハドソン川で見たプロ魂
コラム「バードストライクとは」
◎過去の失敗に学ぶ
◎航空会社の役割
◎安全文化の確立に向けて
◎一〇〇パーセントの安全性
◎快適性、定時性もプロの条件
第三章 地球サイズの仕事
パイロットの生活
◎自動化するコックピットでパイロットがやっていること
◎マニュアルの管理
◎一生続く試験と訓練
◎時差との付き合い方
◎食生活の管理
パイロットの醍醐味
◎高度一万メートルからの絶景
◎地球を守るために
◎異文化の理解者
未来のパイロットたちへ
◎パイロットは誰でもなれる
◎最も難しい試験科目
あとがき